皆さんこんにちは、健康堂整骨院 大倉山本院です。
股関節は、足の付け根にある関節で、体重を支えるという重要な役割を持っています。
歩いたり、しゃがんだり、座るできるのも股関節があるからです。
片足で立つと体重の3~4倍、歩いているときには10倍もの重さがかかると言われています。
・末病(筋肉痛)のみが原因の症状
末病の股関節痛は骨盤の歪みや開きから股関節が生理的位置から少しずれて、股関節の周りの筋肉が緊張硬化して炎症痛か疼痛を起こしている状態。
・変形性股関節症・臼蓋形成不全などの股関節の病気(軟骨の摩耗と骨の変形)が原因の症状(比較的重度)
45歳位から少しずつ増え始める変形性股関節症は、股関節の炎症痛が長期間持続することで、股関節の軟骨がすり減ったり、骨が変形していく病気です。
変形性股関節症の初期・中期(医師から変形性股関節症と診断されるも、「まだ手術は早いですね。様子を見ましょうと」言われている状態)と臼蓋形成不全の痛みは、
基本的にもうすでに変形してしまった関節やすり減った軟骨は元には戻りませんが、患部の炎症を収めて痛みを楽にすることと、これ以上の変形の進行を抑えて、日常生活や歩行を支障なく行うことは十分可能です。
施術自体は筋肉痛のみの股関節痛と同じですが、股関節が変形している分、関節矯正の効果が低くなりますので(関節が詰まっている為)、股関節周りの筋肉をしっかりと緩めて、患部の血流を改善して炎症痛と疼痛を改善することが重要になります。
股関節の痛みでお悩みの方は健康堂整骨 院大倉山本院にご相談下さい。